
こんにちは、大林(プロフィールはこちら)です。
息子(3歳)が、公文に行き始めました。
公文に通うと、宿題を渡されますね。
枚数(量)も、1回あたり40枚くらい(1日20枚)。
結構多い…!
これはもう、継続できるかどうか?は、親の関わり方次第だな、と実感しています。
今日は、公文の宿題をやる気にさせる方法と、注意点をご紹介します。
私自身、子供と一緒に実践して、効果があったものなので、ぜひご活用下さい。
[capbox title=”※公文以外の宿題について” titleicon=” titlepattern=1 bdcolor=#52ac50]
便宜上、「公文の宿題」というお話をしますが、どんな勉強・習い事にも応用できることだと思います。
例えば、チャレンジ、Z会などですね。
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[capbox title=”※年齢について” titleicon=” titlepattern=1 bdcolor=#52ac50]
この記事の執筆時、息子は幼児(3歳)ですが、年少・年中・年長さんや、小学生にも効果あるように思いますので、ぜひ試してみて下さい
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公文の宿題をやる気にさせる!方法×12
(1)「宿題やろう」ではなく「花マル見せて!」
子供は、「宿題やろう」と言っても、なかなか動きません。
しかし、息子は、「この前、公文でやったプリントの花マル見せて!」と言うと、嬉々として持ってきます。
子供は、やっぱり褒められたいんですね。
その流れで、「先生に貰ったこのプリントもやって、もっと花マルもらっちゃおう!」と言うと、やる気がアップするようです。
(2)具体的に褒める
例えば、息子の例でいうと、「ズンズン」という、線を書く練習があります。
絵柄から絵柄まで、はみ出さないように線を書く、というものです。
私も以前は、息子が上手くできても「上手だね」としか伝えていなかったのですが…
横で宿題を見ながら、「お!ここの止めるところ、ピタッ!って上手にできたね!」のように、指で指して伝えるようにしました。
そうしたら、「次も上手くやろう!」という気持ちになったのか、どんどん進むようになりました。
(3)事あるごとに、成長を伝える
大人もそうですが、成長を実感できると、やる気が出ますよね。
子供も同じです。
例えば、息子が絵を描いている時。
「線を書くのが上手になったね。公文でいっぱい練習しているからだね!」と伝えるようにしています。
要するに、暗に「公文をやって、その成果が出てるよ!あなたは成長できてるんだよ!」と伝えているわけですね。
なお、以下の記事でも、「子供の褒め方」を解説していますので、合わせてご参照下さい。
>> 子供の強み・才能を伸ばす褒め方×3。事例も交えてご紹介します
(4)成功要因を聞く
(3)の応用ですが、「こんなに上手に線が書けるようになったのは、なんでかな?」と聞く時もあります。
子供からいろいろな答えが返ってきますが、そこで大人からも「公文でいっぱい練習しているからだね」と伝えてあげています。
成功要因(なぜ上手く出来るようになったのか?)を、自分で考えさせることで、より効果があるように感じています。
(5)できたら、ママ(パパ、ジイジ、バアバ)に見せてあげよう!
息子は、ママが大好きです。
そして、ジイジやバアバも大好きです。
なので、
[talk words=”このプリントができたら、ママに見せてあげよう” avatarimg=”https://passion-class.com/wp-content/uploads/2018/11/ohbayashi-voice.jpg” name=”親” align=l]
[talk words=”今度、ジイジとバアバが来た時に、花マル見せてあげようね” avatarimg=”https://passion-class.com/wp-content/uploads/2018/11/ohbayashi-voice.jpg” name=”親” align=l]
と伝えると、やる気が出ます。
(6)場所を変える(自宅以外でやる)
これは、私の妻が実践していました。
場所を変えると、集中力が上がったようです。
例えば、
- カフェ
- フードコート
- スーパーなどにあるイートインスペース
などはお勧めです。
(7)一人でやらせてみる
いつもは、宿題の時、妻か私が横で見ているのですが…
ある時、息子に「今日は、一人でやってみようか」と伝えたところ、一人でできてしましました。笑
「信頼しているよ」という、無言のメッセージが伝わったのかもしれませんね。
(8)「先生と生徒ごっこ」をする
子供は、ごっこ遊びが大好きですよね。
そこで、「公文の先生と生徒ごっこ」をやってみました。
息子が公文のバックを背負って、部屋のドアから入ってきて、「こんにちは」といってスタート、みたいな感じです。
結構、楽しそうにやっていました。
(9)1枚終わるごとにハイタッチ
とある会社で、「営業マンが契約を取れたらハイタッチしたり、鐘を鳴らす」と聞いたことがあったので、実践してみました。
プリントが1枚終わるごとに、「できたね!」といってハイタッチ。
思った以上に、嬉しそう&楽しそうでした。
(10)宿題ではなく、「先生からのプレゼント」と言い換える
我が家では、「宿題」とは言わず、「先生からのプレゼント」と言い換えています。
「今日も、先生からいっぱいプレゼント貰ったね!」みたいな感じです。
プレゼント、と言われると、重い感じがしないようです。
(11)「お友達もやってるよ」は、結構効果あり
最近になって、息子のお友達も、同じ公文に通うようになりました。
公文で机を並べてやっている時はもちろんですが、家で宿題をやる時も、「●●ちゃんも、今、頑張ってるかな?」のように話しかけると、やる気が出るようです。
いい意味で、競争心が刺激されているんだと思います。
(12)勉強の楽しさを伝える
子供は、親(大人)の真似をしますよね。
親が楽しそうにやっていれば、子供も真似し始めます。
そこで、私から息子に、「勉強って楽しいんだよ!」ということを、ちょくちょく伝えています。
[talk words=”パパも今日、お仕事で、こんな勉強をしたよ” avatarimg=”https://passion-class.com/wp-content/uploads/2018/11/ohbayashi-voice.jpg” name=”親” align=l]
[talk words=”今日は、こんな本を読んで勉強したよ” avatarimg=”https://passion-class.com/wp-content/uploads/2018/11/ohbayashi-voice.jpg” name=”親” align=l]
みたいな感じですね。
あとは、
- 仕事関係の本を、見えるように本棚に並べておく
- 本を読んでいる姿を見せる
- 資格の勉強をしている姿を見せる
なども、効果があるように思います。
気をつけて!逆効果になりかねない、2つの注意点
(1)モノで釣らない
「このプリントが終わったら、お菓子を買ってあげるね」
こういった、モノで釣る方法は、あまりプラスにはならないように感じています。
人間には、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」があります。
モノで釣るのは、「外発的な動機」ですよね。
外発的な動機は、一時的には効果があるものの、長くは続きません。
(大人も、お給料が上がると、その瞬間は嬉しいですが、だんだん嬉しさが薄れていきますよね。それと同じです。)
そうではなく、「自らやりたい!楽しい!」と感じてもらえるように、内発的動機づけを心がけるようにしています。
(2)無理に直さない
これは、公文の先生に聞いたポイントです。
幼児や小学生など、まだ年齢が若いと、「直される」ことを嫌がるそうです。
例えば息子の場合、ズンズンをやっている時に、はみ出してしまったり、ピタッと止められないことがあります。
そういう時に、直させると、一気にやる気がダウンします。
なので、「OK、じゃあ次は、ここでピタッて出来るかな?」のように、どんどん先に進んでいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん、お子さんによって、やる気スイッチは違うと思いますので、いろいろ試して頂ければ幸いです。
私自身の経験ですが、幼児や小学生低学年の場合、勉強させるのではなく、「学ぶって楽しい!」「分かるって嬉しい!」という気持ちを育むことが大事なんだと感じます。
「好きこそものの上手なれ」とも言いますが、好きなこと(楽しいこと)は、勝手に伸びていきますよね。
これからも、子供たちに「学ぶって楽しい!」と思ってもらえるような関わり方をしていきたいな。
そう思います。
参考になれば幸いです^^