
こんにちは、大林(プロフィールはこちら)です。
- 「旦那(妻)は、私の愛情を分かってくれているだろうか?」
- 「彼(彼女)は、なんで自分の気持ちを理解してくれないんだろう?」
今日は、そんな悩みを解消する、「愛の言語」というお話をします。
このお話は、私の友人から聞いたものなのですが、夫婦やカップルのすれ違いを解消するのに、とても効果的です。
ぜひ参考にしていただければと思います。
Contents
「愛の言語」とは?
人間は、人によって、愛情を感じるタイプが異なります。
心理学では、愛の感じ方によって、以下の5つのタイプに分類されます。
(このタイプ分けを、愛の言語と呼びます)
[table width=”100%” class=””]
[tablehead title=”愛の言語,愛を感じるシーン(例)” icon=”#1,#2,#3,#4,#5″ caption=”ここをタップして表を表示” bgcolor=”#dddddd”]
[tablerow title=”贈り物(プレゼント)” icon=”” align=”center” width=”30%” class=”” bgcolor=”#dddddd”]
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「記念日にプレゼントをもらう」などの贈り物に愛を感じる
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[tablerow title=”言葉(会話)” icon=”” align=”center” width=”” class=”” bgcolor=”#dddddd”]
[tablecell align=”center” width=”” class=”” bgcolor=”””]
「いつもありがとう」「愛してるよ」などの言葉に愛を感じる
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[tablerow title=”スキンシップ(身体接触)” icon=”” align=”center” width=”” class=”” bgcolor=”#dddddd”]
[tablecell align=”center” width=”” class=”” bgcolor=””]
「手をつなぐ」「ハグする」「キスをする」などのスキンシップに愛を感じる
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[/tablerow]
[tablerow title=”奉仕・貢献” icon=”” align=”center” width=”” class=”” bgcolor=”#dddddd”]
[tablecell align=”center” width=”” class=”” bgcolor=”””]
「代わりに家事をしてくれた」「肩をマッサージしてくれた」などの奉仕・貢献の行動に愛を感じる
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[tablerow title=”時間を共有すること” icon=”” align=”center” width=”” class=”” bgcolor=”#dddddd”]
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「カフェで一緒にお茶する」「一緒に映画を見る」などの時間共有に愛を感じる
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このように、人によって「どんなシーンで愛を感じるのか?幸せを感じるのか?」が違うのです。
なぜ、夫婦間・カップル間ですれ違いが起こるのか?
結論から言うと、「お互いの”愛の言語”の違いに気づかないと、すれ違いが起こる」のです。
人間は、無意識に「自分の愛の言語」をベースに行動します。
例えば、愛の言語が「贈り物」の人は、自分が愛している人に贈り物をしようとします。
「自分がされると嬉しい = 相手にも喜んでもらえるはずだ」という思い込みがあるからです。
しかし、その相手の愛の言語が贈り物以外だった場合、プレゼントによる愛情表現は伝わらないのです。
分かりやすいように、私自身の例をご紹介します。
(大林の例)妻にブランド物のポーチをプレゼントした話
私は以前、妻に、コーチの化粧ポーチをプレゼントしたことがあります。
いろいろなプレゼントを検討して、これだ!と思って選んだ、自慢のプレゼントでした。
「きっと妻は喜んでくれるはず!」
そう思って、プレゼントを渡しました。
すると、妻の反応が、私が思っていた反応よりも、薄いように感じたのです。
もちろん、喜んでくれているのですが、なんだか反応が薄い…。
私は考えます。
- 他のブランドの方が良かったのかな?
- もっと高いものを期待してたのかな?
- 収納が少なすぎるのかな?多すぎるのかな?
- 色が気に入らないのかな?
このように、私は悶々と悩むわけです。
結論から言うと、妻の愛の言語は「時間」でした。
プレゼントよりも、「一緒に同じ時間を過ごしたい」のです。
つまり、妻にとっては、ブランド物の化粧ポーチよりも、スタバなどで一緒にお茶していたほうが、よほど愛を感じるのです。
お互いの愛の言語を理解し合えないと、すれ違う
愛の言語が違うこと自体は、問題ではありません。
というか、個性のようなものなので、どれが良くてどれが悪い、というものではないのです。
ただ単に、違うだけです。
そうではなく、「お互いの愛の言語を理解し合えない」ことが、すれ違いを生むのです。
[talk words=”プレゼントを喜んでくれると思ったのに、喜んでくれない = 相手は、自分を愛していないんじゃないか?” avatarimg=”” name=”自分” align=l]
[talk words=”同じ時間を一緒に過ごしたいのに、時間を作ってくれない = 相手は、自分を愛していないんじゃないか?” avatarimg=”” name=”相手” align=r]
このように、お互いの愛の言語を理解し合えていないと、すれ違いが起こってしまうのです。
つまり、「仕事で一緒に過ごせないから、プレゼントで埋め合わせ」は機能しない
「仕事で家族と一緒に過ごす時間が取れないから、ちょっと良いプレゼントを買って埋め合わせよう」という人は、意外と多いと思います。
現に、私もそういう時があります。
ただこれ、あなたはもうおわかりかと思いますが、注意が必要なのです。
相手の愛の言語が「贈り物」なら、プレゼントによる埋め合わせは成功します。
しかし、相手の愛の言語が贈り物以外だと、プレゼントによる埋め合わせは機能しないのです。
それどころか、さらに溝が深くなってしまう可能性もあります。
自分の愛の言語ではなく、相手の愛の言語をベースに行動する必要がある、ということですね。
愛の言語を見極める方法
「愛の言語が大事なのは分かった」
「では、相手の愛の言語を、どうやって見極めればいいのか?」
こういった疑問を持った方もいらっしゃると思います。
愛の言語を見極めるヒントは、「不満や愚痴」です。
- 最近、あなたがパートナーに対して不満に思っていること
- 最近、あなたのパートナーが愚痴を言っていること
こういった不満や愚痴は、愛の言語をベースに発せられます。
例えばあなたが最近、「夫は、仕事が忙しくて全然家に帰ってこない」と不満を持っているなら、あなたの愛の言語は「時間共有」である可能性が高いです。
また、例えば相手が、「仕事で大変なんだから、ちょっとは感謝してくれよ」と愚痴をこぼしているのなら、相手の愛の言語は「言葉(会話)」である可能性が高いです。
このように、不満や愚痴に、愛の言語を見極めるヒントが隠されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結局のところ、夫婦やカップルのすれ違いというのは、「どっちが悪い」のようなものではないのです。
そうではなく、「ただ単に、お互いが違うだけ」「お互いの違いを理解し合えていないだけ」です。
せっかく巡り合った、大切なパートナーです。
まずは、相手の愛の言語を見極めるところから、ぜひ始めてみてくださいね。
きっと、コミュニケーションがもっとスムーズになると思います。
参考になれば幸いです。