
こんにちは、大林(プロフィールはこちら)です。
先日妻に、「ママ側の意見として、パパにやってほしい育児って何?」と聞いたところ、ためになる意見を頂戴しました。
うちには息子2人(2歳&0歳)がいるのですが、そんな妻がパパに求める子育てについて、解説します。
あなたのお家でも、お役立ていただければ幸いです^^
パパにやってもらうと助かる育児ランキング:Top3
(第1位)子供の保育園の送迎
堂々の第1位は、「子供の保育園の送迎」でした。
行って帰っての往復が、1日2回ある訳なので、ママにとっては相当なタイムロス&疲労感とのこと。
特に、子供が2人以上いると、疲労感は倍以上。
パパが仕事に行く時に、保育園に送ってくれたりすると、とても助かる!とのことです。
(第2位)子供とお風呂
子供とのお風呂は、結構神経&体力を使います。
- お風呂に入りたがらない子供の説得
- お風呂の中で、はしゃいで滑って怪我しないように常に気を配る
- お風呂から出たら、湯冷めしないようにすぐ着替えさせる(ママは裸のままで…)
これを毎日、ママ1人でやるのは、とても大変なのです。
(第3位)子供とお出かけ
子供と一緒だと、家事が全然はかどりません。
例えば、職場に子供を連れて行ったと想定してみて下さい。
- 「さぁ、仕事を始めよう!」と思ったのも束の間、「パパ、一緒に遊ぼー」と手を引かれる。
- 昼食の時間は限られているのに、子供はなかなか食べてくれない。
- と思いきや、玩具やティッシュを散らかして、仕事が増える。
- 寝かしつけようにも、興奮してなかなか寝ない、泣き続ける…。
これでは、仕事が全く進みませんよね。
ママの家事も、これと同じです。
ママは、家でこれを毎日やっているのです。
- 料理しようと思ったら、「ママ、一緒に遊ぼー」と言われて、強制中断。
- 一生懸命作った料理を、「べー」ってされる
- 掃除して綺麗になったと思ったら、すぐに散らかる。
- 夜も授乳で眠れないのに、昼間もなかなか寝てくれないので、慢性的に睡眠不足。
こういう時に、パパが子供をつれて一緒にお出かけしてくれると、ママは大助かり!
ここぞとばかりに、家事が一気にはかどります。
つまり、「ママは子供と離れたい」ということ
ママは、一日中、子供と一緒にいます。
会社のような休みはないので、年中無休、365日24時間営業です。
正直、パパ(父親)は、「仕事行ってきます」と言って自宅のドアを出たら、一人になれます。
しかし、ママ(母親)は、一人になる時間はありません。
トイレに行くのだって、子供と一緒だったりします。
ママは、一人になりたいのです。
(決して、子供が嫌いとかそういうわけではなく、一人の時間がほしいのです)
家事は、正直ママがやったほうが早い。パパの役割は別にある
- 家事をやるか?
- 子供を一緒に過ごすか?
この二択であれば、パパは「子供と一緒に過ごす」方が、ママにとっては助かるようです。
先ほどもお伝えしましたが、「ママは、一人の時間がほしい」のです。
そして、こんなことを言うのはアレですが、家事は正直ママがやった方が早いのです。
ママとしては、お皿を洗うより、子供と遊んでほしいのです。
(私は、妻にそう言われました。笑)
パパは、ママとは違う子供との遊び方ができます。
単純に、男性の方が力があるので、肩車をしたり、外でボールで遊んだり。
ママとは違う遊びができます。
妻の話を聞いて、この「ママの一人の時間を確保すること」、そして「ママとパパが得意分野を役割分担すること」こそ、パパの子育ての役割なんだな、と感じました。
父親になったら。日々気をつけたい7つのポイント
(1)父親は、育児の全行程をやっている訳ではない
これは、私も日々気をつけていることなのですが…。
パパは、育児の全行程をやっている訳ではないのです。
例えば、子供をお風呂に入れる時。
パパは、お風呂の中で子供を洗ったり、一緒に湯船に入って遊んだり。
「いや~、俺ってイクメンだわぁ~」なんて思ったりするわけです。笑
しかし、その前後の工程は、すべてママの役割になっていたりします。
- 子供の着替えやオムツの準備
- お風呂から出た後に、体を拭いて、着替えさせる
- 風邪をひかないようにドライヤーをかける
パパがやっているのは、全行程の中の、ほんの一部に過ぎないのです。
ゴミ出しをするにしても、出すゴミをまとめて、玄関に出しておいて、ゴミ箱を綺麗に掃除して、ゴミ箱に新しいゴミ袋をセットしているのは、ママだったりします。
こんなことを言うのはアレですが、パパは玄関からゴミ捨て場まで持っていくだけ、なのです。
このように、パパの育児は、ママのお膳立ての上に成り立っていたりします。
私も、育児の全行程を意識して、ちゃんと全行程を自分でできるようにしようと、日々奮闘中です^^;
(2)ママは、風邪をひいても休めない
パパは、風邪を引いたり、体調不良になれば、会社を休めます。
一時的に、会社の誰かが仕事を引き継いで、こなすことも可能です。
しかし、子供にとって、ママの代わりはいません。
ママは、風邪をひいても休めないのです。
ここに理解があるかどうか?で、ママの家事育児の精神的な負担が、大きく違ってきます。
(3)家族でのお出かけは大変!と心得る
パパはよく、「休日くらい、家族サービスしよう!遊園地にでも遊びに行こう!」といった計画を立てます。
(少なくとも、私はそうでした^^;)
しかし、子供がいると、ママの負担が半端ないのです。
- 着替えやオムツ、ミルクの準備
- 家事に支障が出ないように、前後の日程を調整
- お出かけした先でも、オムツ替え、授乳、子供にご飯を食べさせたり…
- 帰ってきた後の片付け
男性にとっては「行って遊んで帰るだけ」だと思っていても、実は違うのですね。
であれば、パパと子供の2人でお出かけしてくれたほうが、よほど家事もはかどるのです。
(4)子供に妻を取られた、とか思わない
私は、男性は良くも悪くも「いつまでも子供」なのだと感じています。
(もちろん、私もそうです。子供です。笑)
ママが子供につきっきりだと、なんとなく「子供にママを取られた」的な感覚になる時があります。
しかし、そんなことはないのです。
ママは、ママの役割をこなすので精一杯。
ママだって、子育ては毎日初めてのことが連続なのです。
男性側の気持ちの整理も、とても大事だと感じます。
(5)ママの話を聞こう。そして、アドバイスは要らない
ママは、1日中、子供と一緒にいます。
ともすれば、「今日1日、子供以外の人と、まったく話せなかった…」という日もあります。
そうなると、ストレスがドンドン溜まってしまいます。
ストレスは、体調や精神状態にも、大きく影響します。
パパは、仕事から帰ってきたら、ママの話を聞く時間を持ちましょう。
ただ話を聞くだけでも、ママのストレス発散になります。
なお、この時大事なのが、「アドバイスしない」ということ。
男性としては、解決策を示すことで、ママの役に立ちたい!と思ってのことなのですが…。
女性としては、「ただ話を聞いてほしい」という気持ちが強いのです。
「どうすればいいと思う?」のように、アドバイスを求められた時にだけ、「こうしてみたらどうかな?」と伝える。
これくらいのスタンスがベターだと感じます。
(6)子供ではなく、ママ主体で話す
子供が産まれたばかりの頃は特に、家に帰ってくると、「●●ちゃんは、今日も元気だった?」と聞きたいもの。
しかし、子供のことと同じくらい、いや、それ以上に気にすべきなのは、ママの体調です。
先ほどもお伝えしたように、ママは休み一切なし。
話したくても、話し相手がいないこともあります。
そのため、「体調、大丈夫?」のように、ママを主体で気づかえると、ママの気持ちも違ってくるようです。
(7)家には、静かに入る
仕事から帰ってきた時。
家には静かに入りましょう。
なぜなら、子供が寝ている可能性があるからです。
子供の寝かし付けは、ママの大きな悩み事の1つです。
せっかく寝たのに、パパが帰ってきた物音で起きてしまうと、ママのイライラは最高潮に達します。
ママも「せっかく寝たのに!」と言いたいけど、パパも仕事を頑張ってくれているので言いづらい…。
こうならないためにも、家には静かに入りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここに書いた内容は、私の妻に聞いた内容をまとめたものです。
女性の意見を元にしているので、家によって多少事情は違うにしろ、概ねお役立ていただけるものと思います。
この記事を通じて、夫婦で子育てを楽しめるご家族が少しでも増えたら、これほど嬉しいことはありません。
参考になれば幸いです。